当社は、創業社長である父が法人として1980年6月に設立して以来、おかげさまで41年目を迎えることが出来ました。
私が入社した頃は、不動産融資に対する「総量規制」の影響でバブル経済が崩壊し、多くの金融機関や不動産会社などが破綻する悲惨な状況でした。また、リーマンショックの時にも、不動産価格は暴落し、大きな傷跡を残しました。
「何が正解かわからない」状況で、生き残るために模索した方針は、「いたずらに規模の拡大を求めず、無駄な贅肉を落とし、大企業にも負けない筋肉質な強い会社」を目指すことでした。10名足らずの絵に描いたような零細企業ではありますが、これからも起こり得る如何なる困難な社会現象に対しても、常に準備し耐えうる体力を身につけておくつもりです。
この先、設立50年、60年に向けて一歩ずつ着実に歩みを進め、地域社会からも認められる企業になるよう精進してまいります。今後とも、「三田商事グループ」をどうかよろしくお願い申し上げます。
代表取締役 三田 在洋